クロム砂の主な特性:
1. クロム砂はアルカリスラグに対する耐性が良好で、酸化鉄などと反応しません。そのため、実際の用途では、クロム鉱石は熱化学的砂の固着を回避できます。
2. 溶融金属鋳造工程において、クロム鉱石自体が固相焼結を起こし、溶融金属の浸透を防ぎ、機械的な砂の固着を防ぎます。
3. クロム砂の熱伝導率は珪砂の数倍で、鋳物の冷却速度を高めることができるため、クロム鉱石は実用上、外部冷鉄の役割を果たすことができます。
4. クロム鉱石の最も有害な成分は炭酸塩(CACO3MgCO3)です。高温の金属と接触すると、CO2が分解され、鋳物に気孔が生じやすくなります。通常、炭酸塩を含むクロム鉱石は900℃で処理されます。950℃の高温で焙焼すると、炭酸塩が分解されます。
5. クロム鉱石の粒子サイズが耐火性に与える影響。クロム鉱石の粒子サイズは耐火性に大きな影響を与える可能性があります。以前は、粒子が粗すぎると鋳物の表面仕上げが低下すると考えられていました。しかし、クロム鉱石で作られた砂型と砂中子の表面には、通常、一定の厚さの塗料がスプレーされているため、鋳物の表面仕上げにはほとんど影響がありません。
化学組成
Cr2O3 | SiO2 | FeO | 高い | マグネシウム | Al2O3 | ポ | S | クロム/鉄 |
≥46.0% | ≤1.0% | ≤26.5% | ≤0.30% | ≤10.0% | ≤15.5% | ≤0.003% | ≤0.003% | 1.55:1 |
物理的特性
バルクデシティ | 体積密度 | 色 | フィリピン | 焼結温度 | 融点 |
2.5~3g/cm³ | 4.0~4.8g/cm3 | 黒 | 7-9 | > 1800°C | 2180℃ |